



インテルから8086が発売され、
NECからPC-8801の後継機が発表された。
そして、発売と同時にあっという間に市場を制してしまった。
16ビット機ではNECより先行したメーカもあったのだが、「真打ち登場」という感じの発売だった。
N88-BASIC上位互換のN88-BASIC(86)搭載。
ソフトの互換性が命運を分けるコンピュータ市場では、
これだけで市場を制するに十分だった上に、
なんと、ついに、テキスト画面に漢字を表示できるようになっていた。
これは、要するに、アルファベットと同じように漢字を扱える事を意味する。
日本人が、初めて日本人のためのパーソナルコンピュータを
手にした瞬間だったと思う。
PRINT "漢字"
漢字
OK
これだけのことである。これだけのことだが、むちゃくちゃに感動した。
就職して、すぐに、約100万円!60回払い!
(車並だな…笑)のローンを組んで手に入れ、
初めて動かしたときの感動は未だに忘れられない。
あの感動を超える感動を与えてくれるマシンには、
その後お会いしたことがない。
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| 初代98ユーザーズマニュアル B5版。 総頁数は記載されていないが、 ざっと数えても400頁は あろうかという分厚いもの。 技術的な内容も豊富で 勉強になった。 |
初代98BASIC リファレンス B5版。 ユーザーズマニュアルと 同程度の厚さで、 BASICのコマンド1つが 1~数頁にわたって 解説されている。 |
もっとも、100万出して購入したセットは
5”2Dディスクドライブ(320kバイト)、
プリンタ、CRT、CPUのみという、
貧弱(当時としてはかなり贅沢ではあるが)なものだったから、
数年もせずに8”ディスクドライブ(1Mバイト,
後の1.25M 3.5”FD(2HD)は、こいつの互換ディスク)・
ハードディスクを手始めに、
次々と増設/買い替えを繰り返していく羽目に陥るのだった。