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PC-9801

ネットワークの思い出

初めてネットワークに参加したのは、マスターネット。
当時は郵政省の肝いりで開発されたという何とか言う新しいプロトコル
(名前すら忘れた)を使ったサービスを開始して、大々的に宣伝していた。
「どうせ始めるなら、新しいやつを試してみよう」と思ったのが、大きな間違い。

専用モデムと専用ソフトでアクセスするのだが、
まず、専用ソフトがえらく使いづらい。
ネットの内容も、出来たばかりだけあって今一充実しておらず、面白くない。
すぐさま、日経mixに鞍替えしたが、この専用モデム、
郵政省の何とかプロトコル以外は、無手順300bpsしかできない。
日経mixの豊富で充実した会議室にアクセスするには、遅すぎた。
1200bpsモデムに買い替え。
かくして、マスターネットは半年とたたずに退会と相成ったのでした。

その後、Nifty・ascii-pcs・PC-VANと大手どころに軒並み加入し、
電話代に何万も支払う時期が続いた。
この時期のパソコン通信といえば、PCの情報交換が主だった。
様々なフリーソフト(当時の呼び方はPDS)をダウンロードしたり、
自分でも公開したり、チャットにはまり、
Niftyではフォーラムのサブシスオペをやったりしていた。

思えば、この頃がソフトを作っていて一番楽しい時期だった様に思う。
CPUのパワーも限られていたし、メモリも限られていたから、
同じ機能のソフトでも、いかに工夫して実行サイズを小さく・速くするか、
そんな事でもいろいろ勉強ができたし、
市販ソフトとは違うピリっとわさびの効いたソフトがたくさん出回っていた。

Windowsのソフトは個人で作るのは重いし、
ソフトのアイディアも出尽くしてしまった感がある。
今は、ソフト作成技術より、いかに楽しく、興味深いHPのコンテンツを
提供できるかという、
「コンテンツの時代」になったのかなと感じている。

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