Digest::MD5

MD5アルゴリズムよるハッシュ値を計算する。

use Digest::MD5;
パッケージをロードする。いくつかの関数をインポートすることもできるが、省略。

使い方：
// インスタンスを生成する。
my $md5 = Digest::MD5->new( );
// 元データを追加する。
$md5->add($data , ・・・);
// ファイルを元データとして追加する。
open FH,'file' || die 'open failure';
$md5->addfile(*FH);
// ハッシュ値を計算し、MD5値（16バイト）を返す。
$digest = $md5->digest();
// ハッシュ値を計算し、MD5値を16進文字列（32桁）で返す。
$digest = $md5->hexdigest();
// ハッシュ値を計算し、MD5値をBASE64エンコードした文字列（22文字）で返す。
// 含まれる文字は、[A-Za-z0-9+/]。
$digest = $md5->b64digest();

addメソッドやaddfileメソッドは、MD5オブジェクト自身を返すので、下記のような記述もできる。

$digest = Digest::MD5->new->addfile(*FH)->digest();

resetメソッドもあるが、newメソッドの別名になってるだけなので、既存インスタンスの内部状態をリセットするメソッドはない。