MIME::Parser::Filer
MIME::Parserの解析結果を保存するファイルを管理する
実際には、MIME::Parser::FileInto と MIME::Parser::FileUnder
の2つの派生クラスがあり、MIME::Parser->output_dir() で保存されるときは前者が、MIME::Parser->output_under()
で保存されるときは後者が使われる。
メソッドは同一のものがオーバーライトされているので派生クラスを意識する必要はない。
使い方:
# MIME::Parserをロードすると、MIME::Parser::Filerもロードされる
use
MIME::Parser;
my $parser = MIME::Parser->new( );
# MIME::Parser::Filer オブジェクトを得る
my $filer = $parser->filer;
$filer->purge();
MIME::Parser
がパース中に生成したファイルを削除する。
Parserが $filer->purgeable($FILE) メソッドで Filer
に指示したファイルが削除される事になっているが、実際にどのファイルが削除されるのか未調査。少なくとも本文データを保存したファイルは消えないようだ。
$filer->ignore_filename(0 | 1);
メール中で指定されている添付ファイル名を無視する/しないを切り替える。デフォルトは0。
ディスクに保存できないファイル名が指定されていて、パースエラーが発生する場合は1を設定するとよい。この場合、Filerが独自にファイル名を生成する。